冠詞(Article)
"a"とか"the"などの冠詞の付け忘れは、日本人の学習者のおかしがちな間違いです。このミスは、日本人だけでなく韓国人や中国人もよくするのですが、アジア圏の言語にそもそも冠詞というものが存在しないのが大きな原因です。まあ、冠詞は付いていなくてもだいたい意味は通じるのですが、せっかくならキチンとした英語を使いたいものです。このページで、"a(an)"と"the"の使い分けをしっかりと確認しておきましょう。
冠詞の種類
英語には2種類の冠詞があります。
1.不定冠詞(Indefinite Article):a, an(後に続く語が母音で始まる場合)
2.定冠詞(Definite Article):the |
"an"の付け方
"an"は、「後に母音が続く場合」と書いていますが、注意しなければならないのは、これは音を表しているのであって、「"a, i, u, e, o"のつづりが後に続く場合」とう意味ではないということです。たとえば、"hour"は発音記号[au]と言う音で始まるので、"an hour"となりますが、"university"は発音記号[ju]で始まるので、"a university"となります。
いつ使う?
まず、冠詞がどういう名詞の前に使われるかを見ておきましょう。
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名詞の単数形 |
名詞の複数形 |
不可算名詞 |
| a / an |
a car |
x |
x |
| (冠詞なし) |
x |
cars |
paper |
| the |
the car |
the cars |
the paper |
不定冠詞a(an)は、複数形や不可算名詞には使うことができません。そして、最も重要な点ですが、名詞の単数形には何らかの冠詞が絶対につきます。
では、次に"a(an)"と"the"の使い分けについて見ていきましょう。
1.定冠詞(a, an):
話題の中で初めて登場するものについて使われる
2.不定冠詞(the)
それがどういうものなのか特定できる場合に使われる
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おそらく、上の説明だけではわからないと思いますので具体的な例を挙げます。
例1:
Today I'd like to talke about an old house. The house was built .....
「古い家」が聞き手にとってはじめての情報なため、最初は"an"が使われている。2つ目の文では、最初の文で登場した「古い家」のことだと誰もがわかるので"the"を使っている。
例2:
(A) Can you pass me a pen?
(B) Can you pass me the pen?
どちらも「ペンを取って」という意味の文だが、(A)では、おそらくその場に何本かペンがあって、その中のどれか1本という意味だと考えられる。(B)では、その場にあるペンはおそらく1本だけで、話し手・聞き手両者ともどのペンのことについて言っているのかはっきりとわかっている。
冠詞の省略
特定の名詞(建物や施設に多い)については、それらに所属する人(または関係する人)といっしょに使われるとき、冠詞が省略されます。
例:
I go to school. (話者は学校の生徒)
She went to hospital. ("she"は病気等で入院することになっていた)
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